家づくりに熱い想いをかける「職人」さんのインタビュー。
熊本市南区にある小林板金工業。
主に住宅の屋根や板金、雨どいや外壁工事などを手掛けている会社です。
今回は板金職人になって11年、小林 幸一さんにお話を伺ってきました。
Q1. お仕事の好きなところを教えてください。
工事が終わった後に元請けの会社さんやお客様が喜んでくださったり、「ありがとうございました」の言葉をいただく時がやっぱり一番うれしいし、やりがいを感じる部分ですね。
あとはすべてのものづくり職人に共通することだと思いますが、単純に「ものを作る」という楽しさもあります。
Q2. 反対に難しいなと感じる部分はどんなところですか？
現場によって板金の曲げ加工も寸法もそれぞれに違うので、実際に取り付けてみると思っていたイメージと違った…などということはどうしても出てくるのですが、それをどうやって臨機応変に対応できるかが大事になります。
学ぶところがまだまだあるなと日々感じていますが、そこがまた面白い部分でもあります。
Q3. 仕事をするうえで一番大切にしていることは？
いつも謙虚な気持ちを忘れず日々地道に学ぶこと。
そしてお客さんの気持ちになって取り組むことを大切にしています。
Q4. 休日の過ごし方や気分転換の方法を教えてください。
今は仕事が忙しいので仕事中心の生活なのですが、その中でもできるだけ家族で過ごす時間を作って、その時間を大事にしています。
うちは息子が2人なので一緒にサッカーをしたり、私の趣味でもある魚釣りに行ったりすることが多いですね。
その時は私も仕事のことは一旦忘れて子供たちと楽しんでいるので、かなり気分転換になっていると思います。
魚釣りは昔からずっと好きで、私も子供の頃、よく父親に連れて行ってもらっていました。
Q5. 最後に、小林さんの今後の未来図は？
仕事の面では、今後は若手の育成にもっと力を入れていきたいですね。
技術の向上や仕事に対する姿勢や想いを伝えていくことが、今の自分にできることだと思っています。
そして個人的な目標としては、近い将来、新しくマイホームを建てること。
それを楽しみに日々頑張っています！
現場での作業風景。薄く平らに延ばした金属の板を切ったり叩いたり曲げたりして加工していきます。その早さ・正確さはまさに職人技です。どんな時もお客様の気持ちを一番に考えて進めていくことを大事にしている小林さんは、人情味があふれるとても信頼できる職人さんです。